2003年2月JKC東京北テリアグループクラブの審査員として来日して頂いた、サレ
ドン犬舎・ジュディーとデイブに展覧会終了後の帰国間際、忙しいスケジュールの合間
をぬって数分間ブーメランに来ていただき、店内を案内しました。
グッズなどをゆっくり見て回った後、スタッフの『テリアのトリミング技術』を見て絶賛して
もらったことは大変うれしい事でした。
 
 ブーメランへ行くまでの車中で「ジュディーが今の仕事をしていなくて、ただ1頭ペットと
して犬を飼うとしたらどの犬種を選びますか」と質問した所「エアデール」と答えてくれまし
た。私のあこがれ・夢は『愛犬としてエアデール1頭を飼いたい』なので同じ気持ちでいる
ジュディーの答えをうれしく思い、「me too」と返答しました。

「今家の中に番犬としてドーベルマンを放し飼いにして飼っている」というジュディーに「な
ぜテリアじゃないのか」と聞くと、「テリアはいっぱいいるけれど、1頭だけを選ぶことはで
きないからドーベルマンにした」と。どのテリアも同じように可愛がり、えこひいきできない
というジュディーに、テリアを心から愛するやさしさを感じました。

 世界的に素晴らしいテリアをブリーディングし続けている上に、イギリスのドッグショーに
おいていつもトップのテリアマン・ジュディーが「私はハンドリングよりトリミングの方が好き」
と言った言葉は印象的で、コツコツ努力する職人気質のジュディーを初めて知りました。

 最後に「私はプロハンドラーではなくブリーダー。それはあなたも同じでしょ。私はあなた
の事を理解している。あなたが良い犬作りをするために私は努力は惜しまない」と言ってく
れました。ブリーダーとしていつも気にかけてくれている気持ちに感謝でいっぱいです。

 色々な面で真のジュディーを見て、大変有意義な一時でした。